〈ネタバレ注意〉進撃の巨人アニメ第82話「夕焼け」の感想！

進撃の巨人第82話「夕焼け」を見ました！
ブログ主は原作既読のため、ネタバレの可能性にご注意ください。

今回の104期生、みんな辛そうでしたね。フロック以外。
フロック、良いキャラしてますねえ。

ついに、アニの復活です。
ヒッチに、自分の生い立ちを話すアニ。　
大義名分は間違っていたが、父親に会うためなら、また同じ殺戮をするだろう、と言います。

ぜんぜん違う作品ながら、私はここで、漫画『無限の住人』(作/沙村広明)のとあるセリフを、思い出しました。

仇敵、天津影久に向かって、主人公、浅野凛が言ったセリフです。

「大義名分のために人を殺すより、怒り憎しみの感情で人を殺すほうが、余程人間らしい···」

こう言って、主人公の凛が、慟哭する場面があります。
愛ゆえに感情が生まれる、感情のために争う、、、
人間らしさとは何か？と考えさせられるセリフです。

怒りや憎しみの感情に囚われず、森を抜けよう、とガビやカヤが頑張っている所で、このアニのセリフを持ってくるところ、なんとも深いですね。

アニは父親に会いたいという思慕の感情。
エレンの最初の動機は「駆逐してやる！」という、強い憎しみの心でした。
ライナーは、英雄になりたい！という感情から壁を壊しました。

進撃の巨人···ジェットコースターのように感情の揺さぶりが激しいアニメです。とても考えさせられます。

ベルトルトは、感情を越えて諦観していたような気がします。(今回オープニングで大好きなベルトルトが出てきて嬉しい)

次回は、とっちらかった104期生がまとまって、エレン討伐隊を結成するところあたりでしょうか！

次回「矜持」

楽しみです！