uminonamiのブログ

まあ、何とかなるでしょう

進撃の巨人84話「終末の夜」の感想

ブログ主は原作既読のため、ネタバレの可能性にご注意ください!

今回は、ジャンが中心の話でした。
一等地で暮らしたいジャンですが、地獄へ戻ることを決断します。
その決断は、マルコの死に報いるため。
骨の燃えカスが、許してくれないのです。

そして、かつての敵味方入り乱れて鍋を囲みます。
ハンジさんの作ったシチューすごく美味そうですね。食べたい。明日シチュー作ろう。

ライナーが、マルコが死ぬときの様子を、それはもう、微に入り細を穿つかのように語ります。
もういいよ、と言われても語り続けます。
マルコの、まだ話し合ってないじゃないか!という言葉、この場面で沁みますね。

ここで、思い出されるのは、アニメ64話「宣戦布告」のベルトルトのセリフです。
開拓地のおじさんが首をくくる前に、なぜ自分の罪を話したのか。
「誰かに許してほしかったんだろう」と言うアニに、ベルトルトは言います。
「おじさんは、誰かに裁いて欲しかったんじゃないか」、と。

ライナーは、もういいよ、と許されてるのですが、良心の呵責のせいで誰かに裁いて欲しいのだと思います。
マルコと、とても仲が良かったジャンにボコボコにされるライナー。
ジャンに殴られることで、ライナーは少し救われたのかもしれません。

ジャンは辛い役回りだと思います。
直後の悩ましそうな顔からみても、殴ってスッキリしたとは到底思えませんw

頑張れジャン!いつか良いことあるよ!

子供達を見るマガト隊長の表情が、何とも言えないものがあります。
マガト隊長、子供想いの優しいおじさんなので、ショックを感じているようです。

静かながらも、心理描写が秀逸な回でしたね。

次回は「裏切り者」

厳しい現実が、コニーを襲う!
楽しみです!