『K2』39巻、40巻を読了。最新の医学用語を知る。
『K2』知る人ぞ知る、大人気の医学漫画です。
この漫画の凄いところは、漫画の内容が現実と程よくリンクしていて、リアルタイムなことです。
そして、程よくフィクションであり、アクションもあり、そのバランスが絶妙です。
今回、40巻の冒頭で出てきた組織移植のお話は、興味深かったです。
「ホモグラフト」というものを初めて知りました。
ホモグラフトとは、亡くなられた方から提供された心臓弁や血管(同種心臓弁・血管組織)のことだそうです。
この組織を移植することで治療を行います。
なんと、臓器移植と違い、拒絶反応が出ないということです。
そして、移植された弁や血管はレシピエント(移植患者)の細胞が入り込み、自己組織化する。
人の組織を体に入れたら、当然拒絶反応が出ると思っていたので、考えを新たにできて面白かったです。
漫画のストーリー的には、朝倉の息子のキャラがとても良かったですw
トラウマを抱えるナイスガイ。大好きです。
41巻も、もう発売されているので続きが楽しみですね!
早く読まねば。
K 2は、読むと、頑張ろう!って気持ちになる漫画です。